手巻き式腕時計っていいよね
腕時計が好きで集めていますが最近はもっぱら手巻きばかり。いちいち巻くなんで不便じゃない?と思われるかもしれませんが自動巻きって便利ですが味気ない気がして…。個人的な理想は2針のみ。秒針もカレンダーも不要です。
↑最近お気に入りのモーリスラクロアの手巻き。シースルーバックでムーブメントの様子も見ていて飽きません。
手巻き式腕時計の魅力は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
- パーツが少ないゆえのデザインの利点
手巻き式腕時計には、自動巻きのようにゼンマイを自動的に巻くローターを組み込む必要がありません。そのため、ケースを薄く、かつ軽くすることができるという大きなメリットがあります。ケースの厚さが1cmを切るモデルも少なくなく、シャツの袖に引っかかりにくいことからドレスウォッチとしても重宝されます。
- パーツが少ないゆえの耐久性の高さ
部品が少ないということは、故障しにくいというメリットにもつながります。また、手巻き式は自動巻きのようにローターが回転する際にかかる振動や衝撃を受けにくいため、耐久性に優れていると言えます。
- 手でゼンマイを巻き上げる味わい
毎日リューズを手で操作して動力を蓄えることで、腕時計により愛着が湧くのを期待できます。また、腕時計に向き合う機会が増えるため、不具合に気づきやすくなるのもポイント。故障を早期に発見できれば腕時計への影響も少なく、愛機を長く使用したい方にこそ手巻き式腕時計がおすすめです。
- ラインナップには「語れるモデル」多し!
手巻き式腕時計は、自動巻き式に比べて歴史が長いため、名作と呼ばれるモデルも数多く存在します。例えば、ロレックスの「オイスターパーペチュアル」や、オメガの「スピードマスター」など、コレクターズアイテムとしても人気の高いモデルです。
このように、手巻き式腕時計には、実用面と趣味性の両面で魅力があります。シンプルで耐久性の高い腕時計を探している方や、機械式時計の魅力をじっくり味わいたい方におすすめです。